(2018年3月23日作成)(2023年5月4日再編集)(2024年6月17日再編集)

結論

・弊所が個人事業主向け3年で税理士卒業ティーチング型税務顧問に使用する「ソリマチ・みんなの青色申告」は安価で無難であり、選択として間違ってはいないと思われます。
・「ソリマチ・みんなの青色申告」は簿記の考え方が必要となります。
・「ソリマチ・みんなの青色申告」はwindowsのみとなります。

個人事業主向け会計ソフト総論

税理士事務所は1つのメーカーの会計ソフトを導入すると当該メーカーを使い続ける傾向にあるため、様々なメーカーの会計ソフトに触れているわけではない、となり弊所もそのようになります。したがって弊所が知りうる範囲、また知らないところは予測での見解となります。

・会計ソフト会社としては有名だが実際に利用している方を見たことがない会計ソフト
〇ミロク情報サービス、MJSかんたん!青色申告

・よさそうに思えるが実際に利用している方を見たことがない会計ソフト
〇ジョブカン青色申告
〇やるぞ!青色申告

・有名だが簿記を使用しないため税理士の評価は賛否両論の会計ソフト
〇freee

・あくまで弊所独自の見解によるシェアの高いと思われる無難な会計ソフト
〇ソリマチ、みんなの青色申告
〇弥生㈱、やよい青色申告オンライン
〇マネーフォワード、クラウド確定申告/パーソナル

下記でさらに詳細を記述します。

個人事業主向け青色申告65万円控除を目指すことができる会計ソフト一覧

windows、Mac会社名ソフト名/プラン名初年度価格2年目以降価格所得税申告書作成機能の有無(国税庁の確定申告書作成コーナーを利用するので有無の影響なし)消費申告書作成機能の有無簿記の知識
windowsのみソリマチ㈱みんなの青色申告希望小売価格10,780円/年(税込)(流通価格7,500~8,500円/年)6,600円/年(税込)(バリューサポート)必要
windowsのみフリーウェイフリーウェイ経理Lite0円0円必要
windows及びMac㈱円簿インターネットサービス円簿青色申告0円0円必要
windows及びMac弥生㈱やよいの青色申告オンライン/セルフプラン0円11,330円/年(税込)必要
windows及びMac㈱マネーフォワードクラウド確定申告/パーソナル16,896円/年(税込)16,896円/年(税込)必要

※弊所が利用したことがないソフトは選外としております。年間価格が2万円を超えるようなソフトは選外としております。簿記の知識を利用しないソフトは選外としております。

(表1)個人事業主向け青色申告65万円控除を目指すことができる会計ソフト一覧

個人事業主向け会計ソフトの所得税申告書作成機能及び消費税申告書作成機能について

個人事業主向け会計ソフトの所得税申告書作成機能について

個人事業主に所得税申告書作成については、国税庁の確定申告書作成コーナーを利用するので機能無しであっても影響はないと解されます。

個人事業主向け会計ソフトの消費税申告書作成機能について

・個人事業主に消費税申告書については、国税庁の確定申告書作成コーナーを利用するので機能無しであっても問題はないと解されます。ただ、多少の2度手間感はあるものの軽微と解されます。
・しかし、会計ソフトの入力時における消費税の判定作業=消費税の申告書作成作業といっても過言ではないわけだから、個人事業主向け会計ソフトの消費税申告書作成機能を有しているほうが2度手間を防ぐ等で有利と解されます。ただ、消費税集計機能を有していれば、多少の2度手間はあるものの国税庁の確定申告書作成コーナーを利用するので機能無しであっても問題はないと解されます。

完全無料会計ソフトについて

・フリーウェイ経理Lite→windowsのみ
・円簿青色申告→windows及びMac

この二つが、現在において完全に永年無料のソフトとして存在しています。まず、完全無料で怪しくないのか?危険ではないのか?という点については、その点は大丈夫と思われます。完全無料の理由は広告が表示される、いわゆる広告料で収益を得ているからだと考えられます。

特に円簿青色申告はクラウド型であるためwindows、Macで使用できます。しかし、

・両方ともとにかく入力しずらい
・有料ソフトでも年間8,000~15,000円程度なので、そこをケチる理由が見つからない
消費税申告書作成機能が無いのがデメリットで2度手間感が発生する

というのが弊所の私見となります。

有料会計ソフトについて

windowsユーザーの場合

・ソリマチみんなの青色申告
・やよいの青色申告オンライン/セルフプラン
・マネーフォワードクラウド確定申告/パーソナル

のいずれかからの選択となります。

・弊所はソリマチユーザーであること
・やよいは初年度無料ですが2年目以降はソリマチが安価ですので、長期利用の場合はソリマチではないでしょうか。
・ソリマチはプランによるサポートの差はありません。

以上からwindowsユーザーの場合はソリマチを推奨いたします。

Macユーザーの場合

・やよいの青色申告オンライン/セルフプラン
・マネーフォワードクラウド確定申告/パーソナル

のいずれかからの選択となります。

・どちらもあまり差はないので安いほうの「やよい」でよいのではないか

というのが弊所の見解となります。

会計ソフトはとにかく同じメーカーでも名前がややこしいのでお間違えないように!

ソリマチ㈱

・みんなの青色申告(所得税確定申告ソフトみんなの確定申告無償提供)→個人事業主青色申告65万円控除向けに限定→1事業所のみ登録可能
・会計王(所得税確定申告ソフトみんなの確定申告無償提供)→個人事業主及び法人を2事業所以上登録可能
・会計王PRO→会計王のさらに強化版

つまり、個人事業主が自分の確定申告で利用するのは、みんなの青色申告で充分であり、会計王以上のソフトは不要となります。

弥生㈱

・やよいの青色申告オンライン→クラウド型→windows及びMac→個人事業主のみ
・やよいの青色申告23→インストール型→windowsのみ→個人事業主のみ

・弥生会計オンライン→クラウド型→windows及びMac→個人事業主及び法人対応
・弥生会計23→インストール型→windowsのみ→個人事業主及び法人対応

つまり、個人事業主が自分の確定申告で利用するのは、「ひらがな」のやよいソフトで十分となります。

㈱マネーフォワード

・マネーフォワードME→家計簿アプリ
・マネーフォワードクラウド→マネーフォワードクラウド確定申告→個人事業主向け→パーソナル
・マネーフォワードクラウド→マネーフォワードクラウド会計→法人向け→スモールビジネス、ビジネス(消費税申告有)

つまり、個人事業主が自分の確定申告で利用するのは、マネーフォワードクラウド確定申告・個人事業主向け・パーソナル、です。

まとめ

・個人事業主の会計ソフトは15,000円未満であり、そこまでケチる理由がない。
・ソリマチ、弥生㈱、マネーフォワード、のいずれかの選択が無難と解されます。

現代においてはパソコンも会計ソフトも安いから、自分で自力で確定申告したいけれどいきなりは不安、だけど税理士に依頼するのは気後れする、そんな個人事業主様向けに「3年で税理士卒業ティーチング型税務顧問」を提供している京都の税理士です。弊所卒業生限定で卒業後のスポット相談業務も対応します。税理士業界の繁忙期を避けた決算月を設定されておられる法人会社については長期的な税務顧問を提供いたします。顧問税理士の一時的な業務集中時期発生回避にご協力いただくことは、貴社にとってもメリットが大きいはずです!よろしくお願いいたします。