本来の正式な現金管理帳簿とは
会計ソフトが無い手書き時代の本来の帳簿記入、簿記においては下記の手順が主流でした。
①入金伝票及び出金伝票、いわゆる現金伝票の作成。
②現金伝票から現金出納帳へ書き写す。
③①②から総勘定元帳へ転記する。
しかし会計ソフトを使用し入力すれば、上記は一度に出来上がります。
税理士が納税者さんに望むこと
税理士は支払請求書及び支払領収書の丸投げされても内容がわからない
個人であれ法人であれ、事業やその所得を得るために支出した費用でなければ経費として計上できません。
これがいわゆる経費性があるかどうか、ということです。
例えば「とらや」で「和菓子を買った」というレシートの領収証があるとします。
個人事業主、フリーランス、会社の役員や社長が自分で食べるため、家族へのお土産として購入した場合は「事業主貸」や「立替金」「役員借入金の返金」として経費にはなりません。
「代行」の難しさ、煩雑さ、手間がかかる理由はまさにここにあります。本人にとっては何でもない情報が、他人にとってはその情報がなければ判断が難しく、問合せの時間がとられるのです。
税理士は取引相手と取引内容を知りたい
納税者さんが支出した内容は、納税者さんしかわかりません。税理士としては以下ののように整理していただけると非常に助かります。
①支払請求書、支払領収書を日付順に並べて整理しておく(最低限すべきこと)
②当会計事務所が現金出納帳のひな型フォーマットのエクセルデータをお渡ししますので、それに入力する。
今の時代、パソコンはみなさん所持されていると思います。もはや高価なものではありません。エクセルもほとんど入っています。
手書きの伝票はしんどいです。また伝票から現金出納帳へ書き写さなければ、繰越、入金、出金、残高が繋がりません。
エクセルで入力していただければその全てが自動計算です。
税理士が喜ぶエクセルの現金出納帳とは
①支払領収書を日付順にまとめてホッチキスで止める
②①を元にしてエクセルで現金出納帳を作成する。
上記の図のように、「相手先」と「取引内容」が明らかにされており、繰越、出金、入金、残高が一目瞭然で、非常に会計ソフトに入力しやすいです。そんなに難しいことではありません。
現代においてはパソコンも会計ソフトも安いから、自分で自力で確定申告したいけれどいきなりは不安、だけど税理士に依頼するのは気後れする、そんな個人事業主様向けに「3年で税理士卒業ティーチング型税務顧問」を提供している京都の税理士です。弊所卒業生限定で卒業後のスポット相談業務も対応します。税理士業界の繁忙期を避けた決算月を設定されておられる法人会社については長期的な税務顧問を提供いたします。顧問税理士の一時的な業務集中時期発生回避にご協力いただくことは、貴社にとってもメリットが大きいはずです!よろしくお願いいたします。